このページの位置づけ
掲載しているのは実績ではなく「例」です
このページに掲載しているのは、ご相談で多いパターンをもとにした支援内容の例です。 特定のお客様の支援実績ではありません。取引先の名称、商品名、売上・広告費・改善率などの数値は掲載していません。 実在するお客様の事例は、掲載のご許可をいただけた場合にあらためて掲載します。
記載している期間は、これまでの作業から見た目安であり、商品数やカタログの状態によって変わります。 また、記載している「確認する指標」は、支援によって必ずその指標が改善することを示すものではありません。
例1:広告費は使っているが、利益が残っているか分からない
想定する事業者:九州の食品メーカー。Amazonに数SKUを出品済み。広告は代理店を使わず社内で設定し、以降ほとんど触っていない。
支援前の課題
- 広告費の合計は把握しているが、商品ごとにいくら使い、いくら売れているかを分けて見ていない
- 自動ターゲティング広告を作ったまま、検索語句レポートを開いたことがない
- 広告を止めると売上が落ちそうで、判断ができない
実施すること
- 広告レポートを取得し、SKU別に広告費・広告経由売上・ACOSを並べる
- 原価・Amazonの各種手数料を加えて、商品ごとに広告を出して利益が残る水準を算出する
- 検索語句レポートから、費用だけかかって売れていない語句を洗い出し、除外キーワードを設定する
- 成果が出ている語句をマニュアルターゲティングのキャンペーンへ切り出す
- 商品ごとに、継続・縮小・停止の方針を決める
想定期間
現状診断に2〜3週間、その後の設定変更と経過観察に1〜2か月程度。
確認する指標
- SKU別の広告費と広告経由売上
- SKU別のACOS、および利益が残る水準との差
- 成果につながっていない検索語句へ使われていた広告費の額
この段階の次に出てくる課題
広告の無駄を止めた後は、商品ページの転換率が次のボトルネックになることが多くあります。その場合は商品ページ改善へ進みます。
例2:商品はあるが、Amazonでの売り方が分からない
想定する事業者:地域の食品ブランド。実店舗と自社サイトで販売しており、Amazonは未出品または出品したまま放置。
支援前の課題
- Amazonで何をどう用意すればよいのか分からない
- 商品の良さを説明できる資料はあるが、Amazonの商品ページの形に落とし込めていない
- 社内にAmazonの作業を担当できる人がいない
実施すること
- 商品の特徴、想定するお客様、販売条件(ロット、賞味期限、送料)を確認する
- Amazonでの販売単位(単品・セット)と価格を、原価と手数料から検討する
- 商品カタログを作成する(タイトル・箇条書き・商品説明・検索キーワード)
- 掲載画像の構成案を作り、撮影が必要な場合は指示書を用意する
- FBAを使う場合の納品手順を整える
- 販売開始後、広告を小さく始めて反応を見る
想定期間
ヒアリングからカタログ作成まで3〜6週間程度。画像の撮影・制作が入る場合はさらに時間がかかります。
確認する指標
- 商品ページのセッション数と、そこから購入に至った割合
- 広告のクリック率と転換率
- 1件あたりの利益(販売価格から原価・手数料・広告費を引いた額)
この段階の次に出てくる課題
販売が始まると、在庫の持ち方と補充のタイミングが課題になります。欠品は販売機会だけでなく検索順位にも影響するため、在庫計画をあわせて確認します。
例3:複数SKUを展開しているが、どれに注力すべきか分からない
想定する事業者:複数SKUを展開する食品事業者。売れている商品と動かない商品が混在している。
支援前の課題
- SKUが増えすぎて、広告費が薄く広がっている
- 売れている商品と赤字の商品の区別ができていない
- 商品ページの作り込みに差があり、手が回っていないページがある
実施すること
- SKU別に、売上・粗利・広告費・在庫回転を一覧にする
- 注力する商品、維持する商品、縮小する商品に分ける
- 注力商品に広告予算を寄せ、キャンペーン構成を作り直す
- 注力商品の商品ページを優先して改善する
- セット商品・バリエーション構成を見直し、まとめ買いにつながる導線をつくる
想定期間
整理と方針決定に3〜4週間、その後の実行に2〜3か月程度。
確認する指標
- 注力商品に配分された広告費の比率
- 注力商品の売上・粗利
- 全体の広告費に対する広告経由売上の比率
この段階の次に出てくる課題
注力商品が伸びると、在庫の欠品リスクが上がります。発注ロットと納品リードタイムを踏まえた補充計画が必要になります。
例4:社内でAmazon広告を運用できるようにしたい
想定する事業者:Amazonで販売する中小メーカー。外部に任せきりにせず、社内担当者が数字を読めるようにしたい。
支援前の課題
- 広告管理画面のどこを見ればよいのか分からない
- ACOSという言葉は知っているが、いくつなら良いのか判断できない
- 担当者が異動・退職すると運用が止まる
実施すること
- 広告の種類と役割、管理画面の見方の研修を行う
- 自社商品の原価と手数料から、利益が残るACOSの水準を一緒に算出する
- 広告レポートの取得方法と、毎月見るべき項目を決める
- キャンペーン作成の手順を、実際の商品で一緒に作りながら確認する
- 月次で運用状況を確認し、判断に迷う点を相談できる体制をつくる
想定期間
研修は1回2時間程度を数回。その後は月次の定例支援に移行します。
確認する指標
- 社内担当者が毎月レポートを取得し、判断できているか
- 利益が残る水準を超えた広告が放置されていないか
この段階の次に出てくる課題
運用が社内で回り始めると、次は商品ページと新商品の設計が課題になります。
組合として公開している活動
当組合は、商談会・展示会への出展を通じて、九州の食品メーカー・地域事業者の皆さまとお会いしています。 直近の出展予定と過去の出展はお知らせに掲載しています。